ETRE & LANGUE

意思

さて…此処に【水と夢】と云う書籍があります
何となく最近ちょっとだけ気になりまして…

執筆はガストン・パシュラール
副題が興味深くて購入したモノです…其の副題とは
【物質の想像力についての試論】
最近もっぱら個人的に興味が在るのは
【意思】とは一体何処に宿るものなのか?と云った疑問です
其の様な訳で上記のタイトル副題に惹かれてしまいましたが…
同時に…答えの出ない命題であるのは解っているのです
つまり心の何処かで答えの出し様の無い命題をどの様に料理したのだろう?
と云う少々覚めた目線で購入した訳です
実際の処…
科学的解明を目指したものではありませんでした
まあ 当たり前と云えば当たり前なんですが…
此の素材の料理法としてはフランス人らしく上手く料理されていました

ところで
やはり【意思】の科学的解明は実際行われているのでしょうか?
医学的には脳の解明等の分野は歴史が在り…更に現在も研究は進んでいる様見えますが
此の【意思】の問題も其の範疇に含まれてしまっているのではないでしょうか?
私等は殆ど専門的知識等持ち合わせておりませんので其の視点から云うと…
例えば【植物に音楽を聞かせたり話しかけたりすると発達の状態に変化が在るのだ】
なんて云う素朴な実験に興味を持つのです
こうした実験を【鉱物】に試みたりした方はいらっしゃるのでしょうか?
其の辺りがやはり興味のある処です

今の処 人間(或いは動物等)にはそれぞれ意思がある…と思われていますが
生物を構成する一つずつの粒子単位で意思を所持していて
所謂【意思】と云うのは其れ等無数の意思の集合体であるかもしれません
其れを更に押し進めると素粒子単位で【意思】が存在するかもしれません
つまりそうなると鉱物に意思があっても不思議ではなくなります
又もし仮に…【鉱物】に【意思】が無ければもしかすると
人間にも【意思】は無いと云う可能性も出て来ます
いやはや…解らなくなります
此処迄Nの妄想にお付き合いくださりありがとうございます
最後に以前雨の日に作った詩をUPしておきます
タイトルは…【雨】



【雨】
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夜には 雨が降った…

雨音の数だけ 雨粒が上空から落ちる

それぞれの所有スル道筋…

雨音を聞く ワタシの思考と人生

雨音に 或いは 雨粒に

意思が在るかは知る由もないが

ただ…ワタシの中の意思に

どれ程の確証が在ると云えるのだろう

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上記UP 20110530




【不可解なる黒い罠】
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俺は一体何モノに恋したか?

熱く

淫らに…

俺は 溶解していく

俺は 自由な意思を持って動き回った

だが…

今や

俺は 固着していく

究極の一元論

何処…在るor無い 動くor止まる +or*

俺は かたくなな真摯で冷徹な愛情に努め

或いは 淫らで熱い温度の中で蠢いた

スパイラルは永遠?

終着駅は何処?

…何れにしても本来在るべき皿の上ではないだろう

夏の間に見事に伸び盛った碧〃とした蔦の大群が…

何時しか干からびて朽ち果てる様に…

幾度も見返す事に依って擦り切れてしまった映像メディアの様に

自然に思考【言語】も擦り切れてしまうと云うのだろうか

そして

言語が擦り切れた時

【意思】は 一体何を身に纏うのだろう

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上記UP 20120627




【ケースの中の意思】
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さて例えば上記の詩【不可解なる黒い罠】においては
どうやら己の中に意思なる物の存在を想定している様にもみえるが…
ベースとなるべき基本的な状態を考えた時
三つの想像をする事が出来るだろう
1 素粒子の更に根源の物質…此れこそが所謂【意思】=如何なる存在も意思の集合体である
2 生物(或いは物質)其々に1つの意思ナルモノが宿っている
3 意思と云う存在は一つしかなく【絶対意思】とも云える様な存在が全てを支配している
そして
此処では先ず1と2の場合を考えてみたい
想像の域を超えないが【意思】が【意思】のみで存在出来ぬ可能性があるのではないか?
例えば「意思は一体何処に宿るのか?」と云う疑問については散々記してきたが
此処では少しだけ視点を変えてみたいと思う
【意思】とは其れ自体が【在る】為には【何等かの媒体】を必要とするのではないか?
もし意思が其れ自体で自立出来ると云うなら何故態々諸々の媒体に宿る必要があるのか?
こうした不完全性は
3の場合もあてはまる…
支配するべき様々な存在は一体何の為に在るのか?
【絶対意思】ナル物の不完全性は其れ自身未だ階層の中に在る事を意味する
神(絶対意思をそう呼ぶ事も出来よう)の言語が人間の言語とは別物だとしても
やはり神も又何等かの言語的思惑に支配されいるのだろう

上記UP 20210831 東京の蒸し暑い夏の夜